銀座で薬膳カレーを食べよう
去年の今より少し前の頃は、本草薬膳学院のスクーリングでした。
あっという間だったけど、貴重で人生に彩りを添えてくれた素敵な学びの機会でした。
そのスクーリングの時、何かの待ち時間がありました。
学院のスタッフの方が何気なく見せて下さった資料に載っていたのが、薬膳のお店
銀座しんのう でした。
「銀座しんのうのオーナーシェフの方は、本草薬膳学院で学ばれ、国際養生料理コンテストで最優秀料理人の称号を得られた」旨スタッフの方がお話しされていました。
必ずや、いつの日か行こうと心に決めました。
そして、時は経ち…久しぶりに東京に出向く用事がありました。
所用が終わり、
「今日が待ちに待った銀座しんのうに行くチャンス!いざ行かん!」
と思い立ち、東銀座で下車。
歌舞伎座の路地の奥にあるというその場所を、一目散に目指しました。
ついに辿り着いた、自分の中で伝説のお店、銀座しんのう…
そして注文したのはもちろん、一番人気という、
チーズしんのうカレー です(≧▽≦)
生薬など、体に優しいものが配合されているとのこと。
ご飯を黄金色のチーズソースが覆っています。
一般的に我々が想像するカレーとは一線を画していますが…
食べると…しっかり、カレーでした。
銀座しんのうのカレーは、噛みしめ、味わうカレーです。
(昔、故ウガンダ・トラさんが「カレーは飲み物」と言ってましたね…)
付け合わせも心惹かれました。
さつまいもの野菜チップの自然の甘さ。
干しブドウの入った人参のラぺ。
クコの実入りのキャベツの塩麴漬け。
しっかり気血が補われます。
そして、ご飯(米)が美味しい!
カレーが無くても、塩だけでも美味しく食べられると思いました。
フレッシュなサラダもセットになってる。
ほのかに菊花がトッピングされています。
南部鉄器で沸かしたお水と、おかわり自由な二種の薬膳茶。
敢えて常温が胃に優しい。
体に良いものって、心にも良い。
銀座でいただく薬膳カレーに満たされました。
店内には、岩手県のご当地キャラの
わんこきょうだいのぬいぐるみ
南部藩の家紋 向鶴
が飾らさていました。
食材も、岩手産のものを取り入れている様子。
お店のHPを見ると、オーナーシェフの三上様は岩手県のご出身とのことです。
銀座しんのうは
岩手愛と薬膳愛に溢れる、素敵な場所でした。
いわて銀河プラザへ
銀座しんのうを後にして向かったのは、もちろん
銀座と岩手県をつなぐ、岩手県のアンテナショップ
いわて銀河プラザ です。
美味しい岩手県の食べ物、岩手県の特産品が取り揃えてあります。
以前 龍泉洞の化粧水 を買い求めたことを機に、時々立ち寄っています。
イートインコーナーでは、あの、
小岩井農場のソフトクリーム
を食べることができます。
銀座で小岩井農場なんて、最高過ぎます!。
そして、以前から南部鉄器の香炉が欲しかったので、この場で思い切って購入しました。
(帰省の際購入する手段もあるのですが、そもそも鉄なので500グラムくらいある為、東京で買って帰った方が負担が少ないのです)
岩手県のインフォメーションコーナーも充実しています。
実家に帰った時はどこに遊びに行こうか?盛岡?花巻?遠野?平泉?
そんなことを考えながらインフォメーションコーナーを見渡していると…
来年1月23日から4月14日に東京国立博物館の
中尊寺金色堂の特別展のパンフレットが飛び込んで来ました!
心惹かれて止まない中尊寺の御仏達が東京に参集?!
非常に重要な情報を入手することができました。
自分の中で必要な、重要な情報は、絶妙のタイミングで降りて来ます。
銀座しんのうで念願の薬膳カレーを頂いた後に、いわて銀河プラザで、中尊寺展の予定を知り得た貴重な一日。
更に、来年中尊寺展に行く楽しみもでき、心の中にあたたかな希望の火が灯りました。
もちろん銀座しんのうも、リピートします。