ジャスミン茶との出会い
私がまだ10代の頃だったかと…。
「中国物産展」みたいな催事があって、母がジャスミン茶の茶葉を買ってきました。
杏里の「オリビアを聴きながら」
「ジャスミンティーは 眠り誘う薬」という有名な一節があります。女性が好きな歌に出て来るジャスミンティーって、すごくお洒落な飲み物という印象がありました。
初めて味わうジャスミン茶…。
湯呑に注いだジャスミン茶から立ち上る香りが、すごく華やかに感じました。
口に含むと、華やかな香りが広がって、スーッと鼻に抜けて、呼吸もジャスミン茶の香りになっていて、すごく気分も華やぎました。
今では手軽に食料品店でジャスミン茶を購入できるので、とても身近に飲んでいます。
ジャスミンは薬膳的に見ると氣の流れに好影響
薬膳コーディネーターの勉強を通じて、ジャスミンは「理気類」と言うものに分類されることが分かりました。
「理気類」とは簡単に言うと 気の巡りを良くして、気の滞りを改善するものだそうです。
私の中医学の観点から見た体質は、どうやら気の巡りが良くない様子なのです。だから、自然に気の巡りを良くするジャスミン茶を気に入ったのは自然の流れで、身体がジャスミン茶を欲していたのだと思います。
そして、他にも理気類に分類されるものを探すと、とてもきれいで可愛らしいものを見つけました。
それが「玫瑰花(マイカイカ)」です。
マイカイカについて
別の名称はバラの花、ハマナスの花の蕾だそうです。
それこそ未知のもの、今まで口にしたことがありませんし、身近に売っているものを見たこともありません。
なので、ネットで調べて購入しました。
届いたマイカイカは、鮮やかな赤に近いピンク色の、かわいい花の蕾たちでした。
白湯に入れてすぐでは、マイカイカの良さが出ません。3分ほど蒸らして飲んでみると、見た目は少しふやけてしまいますが、ふわっとした花の香りが感じられました。
そして、更に香り高いお茶を飲みたくなり…
ジャスミン茶とマイカイカのコラボ
ジャスミン茶にマイカイカを数個入れ、3分ほど蒸らしました。
その結果、とても香り高いお茶ができました!
家に居ながら楽しめる中国茶。気分はまるでフライデーチャイナタウン!
ちょっとご機嫌な気分になります。
それも薬膳の効果の一つなのだろうと思いました。
初めてのマイカイカのかわいらしさ、香りの良さに感動。
ジャスミン茶とマイカイカのコラボ、何て素敵なのでしょう…。
愛飲するお茶の仲間が増えました。