6月に梅の実を塩漬けにして、1か月以上経過。
猛暑続きで熱中症注意だけど、絶好の土用干し日和到来。
それに合わせて作業しました。
自家製梅干しの原材料は
梅・塩・紫蘇 のみ。
あと必要なのは、真夏の太陽。
夏至は過ぎて、陽の氣はだんだん少なくはなってきているけど、
この強烈な真夏の太陽(丙)のエネルギーを十分に吸収した梅干しは、
ものすごいパワーフードだと、いつも思います。
丙の恵みがいっぱい。
それに加えて、作り手の氣も入っている。
自分で食べるためにはもちろん、夫も仕事の際は弁当やおにぎりを持って行きます。
夫は食べ物にはかなり無頓着。
値段最優先で ?! と思う物を結構日頃から買って来るので、
その都度戦々恐々して対応してます。
だから、しっかりしたものを作って食べさせないといけないと思っているので、
弁当やおにぎりに、家で作った梅干しは必須なのです。
家で作った梅干しには、どんなパワーを含んでいるか分かります。
それを常日頃の食事にはもちろん、調子が悪い時にも有効活用できることが、
最高に良い所だと思います。
日中は暑く、どんどん水分を蒸発させる太陽に照らされて、表面に塩が浮かぶ。
夜は、軒下にしまう時には、夜露に塩が溶けてしっとりの状態。
梅干しの香りや表情の変化を楽しむことも、粋だなあと思います。
土用干し中は、天候の変化に注意しながら過ごしました。
あれも、これもやらなきゃ!と思う事柄があっても、
土用干し中は、欲張っていろいろやらないようにしてます。
1年のうちで、限られた時間しかできないことに対して、しっかり向き合ってパワーを使いたい。
加えて、猛暑の中あれもこれもと動いたら、自分の身が熱中症で参ってしまいます…。
そんなこんなで
最終的に、シワシワで、表面に塩を浮かべた梅干しができましたー!
夏の夕方近くの空気と共に瓶詰して完成です。
合計5㎏の梅で作った梅干し。
今年の梅仕事も、やり切りました。
来年の夏まで、ありがたくいただきましょう。