高齢の両親見守りのための里帰り。
庭の落ち葉掃除、漬物の漬け返しなど、高齢者にとっては割とハードワークなことのお手伝い。手伝い後は感謝の言葉をもらいましたが、年を取ると支援を受けながらの生活にシフトしていく現実を改めて感じました。
まあ、離れて暮らしてはいても、娘としてはできる限り駆け付けて支援を継続したいと思っています。
手伝い後はちょうどお昼前の時刻。
手伝いで身体を動かしたことによって心地よい空腹感がもたらされたので、地元のおいしいものを求めにいつもの如く、弟と、休みを合わせて一緒に帰省した次男と共に出かけました。
お目当てのお店に行く前に気ままな行先チョイスでドライブ。
到着したのは…
あの「オランダ風車」の場所
長沼フートピア公園。おかえりモネの舞台、登米市米麻町森林組合。オランダ風車の場所です。
さすがドラマの地元。モネが最終回を迎えても熱気は続いています。
おかえりモネ展 登米編
気仙沼と同様、「おかえりモネ展」が開催されていました。
弟は「またモネがや(またモネかよ)」と、気仙沼のモネ展に引き続き付き合わされ、姉のモネへの入れ込みに半ば呆れていましたが、せっかくなので共に観覧しました。
この風車のたもとには診療所、森林組合、カフェ「椎の実」がありましたね。
モネと菅波先生の2ショットパネル
ここは、モネが菅波先生と出会った場所。
気仙沼には無かった モネと菅波先生の2ショットパネル がありました!
モネと菅波先生の心の行方を見守っていた私としては、この地でこの2人に出会えて感動!
カフェ椎の実のおすすめは郷土料理だった
更に、リアルな「カフェ椎の実」が存在しました!
何と、おすすめのメニューまで!
油麩丼にはっと汁。
おなじみの郷土料理が、ここ椎の実でも人気のメニューみたいです。
地元の食材をふんだんに使ったお料理を提供しているようです。
私は…「登米市産野菜たっぷり椎の実カレー」に惹かれました。
本格的にお腹が空いてきましたよ…。
そして、「カフェ椎の実 米麻町特産品コーナー」がありました!
このカフェ椎の実のロゴが印刷された、可愛らしい紙袋の中には一体何が入っているのでしょうか…?気になるところです。
ドラマの小道具
展示物の中にはドラマの中で実際に使われた小道具もありました。
モネが森林組合の仕事を辞め、東京進出に至った際、森林組合のみんながモネの旅立ちのために用意した横断幕が展示されていました。
登米は、モネの人生の土壌を培う大切な場所でした。
サヤカさんが登米から東京にモネを送り出すシーンが印象的でした。
モネを見送り、サヤカさんが見上げた空には七色に輝く彩雲。
「山の神様!いや海の神様でも、空の神様でもいい、どうかあの子に!よい未来を」
連続テレビ小説「おかえりモネ」
長沼フートピア公園について
公園は本当に登米市にあって、長沼という沼に隣接しています。
夏には沼面いっぱいが、まるで極楽浄土に見まがう程の、見事な蓮の花で彩られます。
(参考:これは近隣の伊豆沼の蓮の花です。数年前に撮影)
沼には、一時は東京オリンピックのボート・カヌーの開催候補地にもなった本格的なボート場があります。
公園内には遊具やキャンプ場、地場産品や食事も楽しめる「ふるさと物産館」もあります。
春には長沼周囲がコースの「東北風土マラソン」が開催されます。
いろいろな地元の美味しいものを食べながら走るようです…。
2021年はコロナの関係でオンライン開催だったようです。
2022年は実際に開催されることを願っています。
おかえりモネが終わっても、モネゆかりの地は話題性や楽しさが満載です。
おかえりモネ展を見た後は、実存のとびきりのカフェまで車を走らせるのでした…。