2024年の大河ドラマ 光る君へ このほど、最終回を迎えました。
中学生の頃は日本史と国語に興味津々だった私。
光る君へのオープニングが流れると、日本史と国語に夢中になっていた中学生の頃を通り越して、千年前に気持ちはトリップ!。
史実とフィクションを絡めたドラマに、心を鷲掴みにされました。
以前、まひろ(紫式部)の来因宮を勝手に想像しましたが…
今回は、ドラマ上でのまひろの来因宮とか、紫微斗数の命盤の一部を改めて勝手に想像しました。
来因宮は、前世未了の縁とか、今生の課題と言われています。
まひろは、千年も読み・語り継がれる源氏物語を残した素晴らしい才能の持ち主。もののあはれの世界観を、書くことにより表出・昇華させている。まひろの全ては書くこと。その才能・能力は、官禄宮で醸造されているような気がします。なので、まひろの来因宮は官禄宮と予測しました。
官禄宮から、まひろが本格的に才能を発揮する宮中(公共機関)という象意の父母宮とか、疾厄宮に四化星が入っているのかも…。
そして、光る君への中で、絶対なのは、まひろと道長の関係性。
ちびまひろと三郎の出会いから、道長との今生の別れまで、どこを切り取っても心に残る場面ばかり。
特に道長がまひろに幼い二人の出会いが描かれた扇子を贈る場面、最終回近くなってからの、宇治川のほとりでの二人の会話の場面は尊かった…。
二人はお互い無くてはならない、長きに縁が続いた存在。けれど。夫婦でもなく、愛人でもない…。最期までソウルメイトでした。
紫微斗数的な見方では仲良き夫婦であれば、夫妻宮や家庭を表す田宅宮に男女の生年四化星が同宮しています。
桃花宮の奴僕宮とか子女宮に異性の生年四化星が入ると、夫婦以外の異性と縁があるのだと考えられます。
でも、ソウルメイトだったら、夫婦とか、愛人を超越して…自分を表す命宮に、自分の星と、異性の星が同宮しているのではないか?
まひろと道長。どちらもお互い好きだけど、熱量は道長がまひろを思う気持ちの方が、若干多いのかも?と思いました。当時の貴重な紙を大量に届けたり、大宰府の隆家に、まひろの太宰府での対応を頼むみたいな文を出したり…。
生年Aと生年Dの組み合わせは、AD同組、A随D走(AはDに従う)と言われています。
生年A(道長の男の星)は、生年D(まひろの女の星)が大好きで、いつも一緒といった感じ。
道長の最期…布団から出た手は、最期までまひろを探していたのだと思いました(涙)…。
来年は、京都まで行くのは大変だから、光る君へのロケ場所にもなった えさし藤原の郷 や、平安の浄土庭園の名残のある 毛越寺に出かけて、雅な世界を体感したいと思います。
ドラマは終わったけど、これからも、私の中で光る君へブームは続く…。