アメ横に出かけたら立ち寄りたい場所
爽やかに晴れ渡る秋空の下、所用の終わりにアメ横に立ち寄りました。
アメ横に立ち寄ったのはコロナ禍が始まって以来。
雑多で、どことなく懐かしい昭和の雰囲気が残るアメ横が好きなのです。
アメ横に行ったら必ず立ち寄るのが「センタービルの地下」。
一歩足を踏み入れると、目には様々な生鮮食品から加工品までアジアの食材が飛び込んできます。
加えて、そこに広がる様々な香辛料の匂い。
アメ横の一画で異国情緒を感じることができます。
貴重で久しぶりなセンタービル地下での買い物。
ちょっとした薬膳的食材を購入しました。
(大棗:たいそう なつめ)
(蓮子:れんし 蓮の実)
(肉桂:にっけい シナモン)
そしてもう一つ、アメ横に行ったら必ず立ち寄りたい場所があります。
その場所というのは…
「摩利支天徳大寺」です。
センタービルで買い物後、御徒町方面に直進。
通りの右側、顔を見上げると摩利支天ののぼり旗や看板が目に入ります。
徳大寺境内から、あのニキニキニキニキ「二木の菓子」の看板が良く見えます!
摩利支天とは
摩利支天様とは、日光や陽炎を神格化した仏様。
真言は「オンマシリエイソワカ」。
徳大寺に設置してある案内にも書いてありますが、歴史上の武将たちは摩利支天様の尊像や旗印とともに合戦に出陣したと言われており武士の守護神として信仰が広がったそうです。
境内のすぐそばを電車が走行する光景
境内の一画に 日蓮上人像 七面大明神 縁結び地蔵尊 が並びます。
青空が美しい。後方に見えるビルとの対比が斬新です。
更にカオスなのが、徳大寺の至近距離、同じ高さで山手線、京浜東北線が走行していることです!
アメ横で買い物をしている頭上を電車が通るのも不思議ですが、ここから見る光景も何とも言えません。
「力の亥」にパワーをもらう
摩利支天様のお姿はイノシシの上に立っています。
境内の中にもイノシシの姿があります。
可愛らしいイノシシから
力強いイノシシまで!
境内にある「力の亥」の像。
たてがみもバッチリ決まって筋骨隆々といった感じの亥像。
太陽の光が、その逞しさを際立たせています。
この力強いイノシシ像は触れる者に気力・体力・財力・力のご利益を与えて下さいます
と 案内の看板に書いてあります。
「気力、体力、財力、力なんて、全部私の欲しいものじゃないか!」
思いを込めて、力の亥に触れさせていただきました。
そして、力の亥が描かれた絵馬(五百円)に願い事を書き入れました。
(ああ、どうぞ願いが叶いますように!)心でつぶやいて、しっかりと願い事を書いて結び付けてきました。
縁日は十二支の亥の日
摩利支天様の縁日は、暦の上では毎月十二支の亥の日。
江戸時代から続く上野の街の「ハレの日」と境内にあった案内カードに書いてありました。
案内カードは名刺大。
スマホカバー等に忍ばせておくと、常に亥の日をチェックできるので、頂いておくと便利かと思います。
年に何回か大祭があって、11月にはの「ゐの子大祭」なんてあります。
聞いただけで特別感があってワクワク!
今年はスケジュール上難しいので、来年以降大祭参詣が実現できるよう、調整したいと思います。