養生

貴重な学びの場 本草薬膳学院スクーリングに参加 

2022年秋期スクーリング参加に至るまで

2021年5月から本草薬膳学院「中医薬膳師通信教育コース」にて勉強中です。

通信教育の課程を終えるにあたって大切なものの一つ、3日間の「スクーリング」。

2022年度は夏期6月・秋期10月・冬期1月に予定。

昨年(2021年)入学した当初から、自分の勉強のペース上、スクーリングを受けるのは2022年になるだろうと思っていました。

今年の目標の一つが「本草薬膳学院のスクーリングを受ける」ことでした。

小テストの半分を終えた今年5月に無謀にも夏期6月のスクーリングを申し込みましたが、当たり前の話ですがその時点でキャンセル待ち。

結局6月に秋期スクーリング参加を申し込み(キャンセル待ち無く申し込むことができた、ギリギリのタイミングだった模様…)、何とか10月の参加に至りました。

本草薬膳学院周辺環境

兜町は経済の街 金融の街

本草薬膳学院の住所は「兜町」。

最終日の日曜日の朝、学校到着前にに兜町を散策(その前に小網神社参詣)。

経済関係の話題で聞いたことがある「東京証券取引所」や、次期一万円札の顔

「渋沢栄一」 のパネルがあったり。

兜町はまさに 経済の街、金融の街 ということを実感。

日比谷線茅場町駅から本草薬膳学院まで歩く

茅場町駅から学院に向かう途中、街並みの中に公園が整備されています。

その敷地内に町内の御神輿が展示され、きらびやかに輝いていました。

地域の伝統や歴史、空気に触れて心身とも爽快に学院までの道のりを歩きました。

 

スクーリング初日。

スマホや案内の地図を見ながら周辺まで辿り着きましたが、緊張もあり、うまく学院を探せずに少し焦りましたが…

学院前にスタッフの方が案内板を持って待機していて下さり、無事教室到着。

学びの目標の場所に辿り着くことができ、密かに感無量でした。

講義と調理実習

午前中は講義

教室に到着。空いている席に着席。

近くの席になった方々と軽く緊張、ドキドキしながら少しずつコミュニケーションをとることができました。

そうこうしている間に、学院の関係者の皆様の挨拶があり、いよいよ待ちに待ったスクーリングの始まりです。

3日間とも午前中講義、午後薬膳学の講義&調理実習というスケジュールです。

1日目の講義は、あの

辰巳 洋 先生 です!

ユーキャンの薬膳コーディネーターのテキストにも登場したり、たくさんの薬膳に関わる本を執筆されている著名な先生から受ける講義は本当に貴重。

先生の「このスクーリングの場で、仲間を作って交流を楽しんで下さい」の挨拶に深く頷きました。

先生のユーモアを交えた自己紹介を興味深く拝聴。

そしてその後、怒涛の講義に突入!

陰陽学説、五行学説などの話題を興味深く拝聴しました。

2日目、3日目ともそれぞれの先生による講義が行われます。

2時間という限られた時間ではありましたが、濃密な内容でした。

午後は調理実習

午後は1時間の薬膳学の講義の後、2時間の調理実習&食事タイムというスケジュール。

3日間、テーマに沿って主食、副食、薬膳茶を調理しました。

調理実習なんて、高校生以来。

そして「見ず知らずの方々と突然力を合わせて料理なんてできるのかな?」というのが率直な心配でした。

しかし、始まってみると何のその。

薬膳を極めたい、楽しみたいという同じ目的を持つ者どうし、運命共同体の集まり!と言うのは大げさですが、そんな人々が材料、レシピ確認して調理完成に向かって動くパワーの何と素晴らしいことか!という光景が目の前に展開。

食後の食器の洗い・片付けも同様でした。

調理実習を通じ、普段家庭では口にすることのない中薬に触れ、食することができたのも大変勉強になりました。

一日目 季節の薬膳

二日目 老化防止の薬膳

三日目 便秘の薬膳

スクーリングで中薬と書籍を購入できる

 

スクーリングの機会に学院で直接、書籍や中薬を購入することができました。

中薬の内容量は多からず、少なからず。

まずは試してみたい時など気軽に購入できそうです。

書籍も教室内に見本があって、内容を吟味して自分の求める内容の書籍を選び購入。

中薬・書籍とも実際に見て確認して購入できるところが良いと思います。

スクーリングを終えて

昨年5月、通信教育開始時、自分がスクーリングを受ける頃はコロナはどうなっているのだろうか?と心配でしたが、今回コロナが落ち着いた時期にスクーリングに参加できたことは、本当に幸いなことだと思いました。

スクーリングの3日間、知らない場所、知らない方々の中に飛び込むのはとても不安でした。

しかし、辰巳先生をはじめとする諸先生方の講義や実習、スタッフの方々の親切で気さくな対応等を通じ、それまでの不安はいつの間にか、本物の学びに触れることができた喜びに転化しました。

私は3日間電車で通いましたが、学生の方々の参集範囲は北海道から沖縄、更にそれを飛び越えて海外から参加している方もいらして、そのスケールの大きさは本当に驚きでした。

それだけ本草薬膳学院での学習のニーズが高いということが分かり、ここで学んで正解だったと思いました。

自己紹介の中で学生の方々それぞれの本草薬膳学院での学習に至った背景を伺うことができたのは本当に貴重で、鮮やかに目が覚めるような思いを受けました。

そして薬膳は健康だけではなく、生きる力も強めてくれるものだとこのスクーリングを通じて確信しました。

人生観にも影響すると思える程、貴重な3日間。

多くの方々とお話することができたことで、自分なりの世界がひろがりました。

また、義父母の介護や世話がある中で、実家に帰る以外の用事、自分の拙い勉強の為に3日間気持ちよく送り出してくれた夫にも感謝です。

小テストとレシピ作成が残っていますが、少しずつ、確実にこなしていきたいと思います。