欽天四化紫微斗数を学び始めて、一番の衝撃だったのが
来因宮 の存在。
来因宮とは、前世未了の因縁。
今世でなすべき課題も知ることができる場合がある。
私の来因宮は 遷移宮。
来因宮遷移宮の象意は
移動 事故怪我 出外 変動 出国 貿易 結婚
と言われています。
また、遷移宮は夫妻宮の三合でもあるので、結婚の象意もあります。
夫との関係もいろいろと感じる、考えることも多く、それについては別のところで述べています。
それとは別に、私の人生、確かに移動が多い。
実家と婚家、距離があり、その間を新幹線で行ったり来たり。
子育て中は子どもたちの部活動、応援や当番でいろんな会場や学校に行ったり来たり。
コロナ禍で外出を控えた時期もありましたが、東京に出て、薬膳の勉強のスクーリングを終えることもできました。
因みに私は生年四化のついた巨門星が、六内宮にあります。
巨門は喋ることや飲食など、口に関係する。
だから、私の薬膳の勉強(作る→食べる→口を使う)の根源は、来因宮に由来しているという理解でいます。
また、福徳宮に生年Bがありますが、辛苦のご先祖様以外にも、神社仏閣、不思議を求め出歩いていることを表しているのだと思っています。
コロナ禍前、東京での田中先生の紫微斗数の講座に定期的に通ったことは、貴重な経験でした。
来因宮と、来因宮から飛ばされた生年四化の入った宮を知ると、より鮮やかに人生の彩られ方や、彩り方が分かると思います。
話は変わりますが、毎週日曜夜8時からの
大河ドラマ 光る君へ を楽しみに見ています。
あまりにも楽しみ&大好き過ぎて、ムック本は必携。
その中で主人公まひろが、藤原道長と決別、道長が倫子に婿入りするシーンのまひろの台詞
私は私らしく、自分の生まれた意味を探して参ります…
ドラマの中の台詞だけど、
これって、来因宮を探してるってこと?これから源氏物語を書くための来因宮、どうか見つけて!
と思いました。
その後時は流れて、道長の命で帝である一条天皇に献上する物語を書くことになったまひろ。
ドラマでは、源氏物語執筆のインスピレーションが、カラフルな色紙となって降って来ました。
ああ、来因宮から人生が彩られている…!
まひろ→紫式部。千年も読み続けられる物語を書く人物の来因宮って何?
と、想像は膨らみます。
諸説あるけど、宮仕えをしながら物語を書くということは、宮仕え=公共機関を意味する父母宮とか、疾厄宮が来因宮なのか?
道長、中宮彰子の後ろ盾もあるのでやっぱり父母宮?
そこから生年四化の入った宮が彩られる。
まひろの生年四化。あくまでもドラマを観て、ドラマ上の想像だけど、
教養・優れた頭脳を持っており、源氏物語を執筆するにあたって、まずは官禄宮に何か入ってるかな?
そして、源氏物語が宮中から一般大衆に広く浸透しているのは、奴僕宮に何か入っているかな?
まひろは結構異性縁が厚く(道長を筆頭に、死別した夫の宣孝、散楽の直秀、宋の国から越前に来た周明に出会い、影響力をもたらされている。一条天皇も何気に気に入っている様子)、桃花の人とも考えられる。
奴僕宮に何か入っていてもいいよね…
など、本当に勝手なのだけど、想像の世界は広がります。
まひろや、他の登場人物の来因宮や命盤を勝手に想像、楽しみながら、残りの放送を楽しみたいと思います。