笠間の菊まつりの季節です。
今年も、菊香漂う笠間の街を訪ねました。
どこからどう見ても美しい菊の花々。
町中が彩られています。
街並みを見ながら、目指すは 笠間稲荷神社 です。
目の前には、非日常の美しい菊の世界が展開。
一面の菊花で覆われた手水舎。
えも言われぬ美しさです。
この美しさを保つ為に、どれだけの手間暇がかかっていることか。
管理されている方々のお仕事に、頭が下がります。
境内のおみくじコーナーに足を運ぶと…
何ともまあ、可愛らしい栗たちを発見。
笠間稲荷神社のロゴが入った 栗みくじ です。
コロンと可愛らしい栗の中に、おみくじが入っています。
私も500円でおみくじを引きました…その結果は…
何とまあ、大吉だったのでした!
栗という食べ物。
イガの処理とか、茹で作業、鬼皮、渋皮の処理など、口に入るまでの工程が、なかなか大変という印象しかありませんでした。
モンブランの甘さも、あまり得意では無く…
栗を手にする機会はほとんど無かったのですが、
薬膳を勉強して以来、栗は、良い意味で気になる存在 に変化しました。
栗は気を補い、補腎(アンチエイジング、生命力を養う、足腰の力を補う)
等の働きがあります。
笠間は栗の名産地。
菊まつりの笠間稲荷参詣後は、
本物の栗を求めて
笠間道の駅 に行きました。
以前栗ご飯を作った時に使用したぽろたんは、残念ながら品切れのようだったので、
別の種類の栗(石鎚)を購入。
大粒でなかなか見事!
笠間に出かけて何日か後、購入した栗と、秋の味覚さつまいもで
栗&さつまいもをふんだんに使って、ご飯を炊きました。
ホクホク系の2種の自然の甘さと新米。素敵な季節のごちそうです。
元気や若さが必要な時は、米、さつまいも、栗で、補気補腎。
気を補い、若さや生命力も補います。
栗さつまいもご飯と、けんちん汁を作りました。
秋の食卓の代表選手です。
菊まつりを見て楽しんで、買って来た栗を食べて楽しんで。
心にも、体にも、滋養染み渡り、元気になる。
笠間の秋は、元気と運気をもたらしてくれます。