連続テレビ小説らんまん
朝ドラはリアルタイムでは見られないので毎日夫が録画しておいてくれて、夕飯時に視聴するのが2013年のあまちゃんからの習慣です。
この4月から放送していたNHK連続テレビ小説らんまん。
土佐の言葉や郷土料理、土佐の酒蔵、見知らぬ植物、江戸時代、明治、大正、昭和の時代の移り変わり、主役じゃなくてもどんなドラマが背景にあるのか知りたくなる魅力的な登場人物たち…どの角度から見ても、どこから切り取っても、心から面白いと思えるドラマでした。
そんな物語の骨格をなすのが
植物学者 槙野万太郎と妻の寿恵子の人生の大冒険 です。
神木隆之介くんと渡辺美波ちゃん(日本髪が本当にお似合い)のお二人の演技に、毎日釘付けでした。
万太郎の命盤を想像
らんまん、半年間の放送と分かっていても、最終回が近づくにつれてたまらなく名残惜しくて。
史実どおりだと寿恵子が先に亡くなってしまう(最終週のタイトルはスエコザサ…何か悲しい予感)ので、最終回が来なきゃいいのにと思ったのですが…ついに最終回を迎えました。
あいみょんの愛の花が背景に流れる中、万太郎が寿恵子にかけた言葉…
すえちゃんはいつじゃち わしを照らしてくれた わしの命そのものじゃ
仲良しの夫婦に残された時間の中でのやりとりに、予想通り涙腺が崩壊。
自ずと、紫微斗数の命盤が浮かびました。
夫妻宮から命宮を照らす
夫妻宮から飛ばしたAが遷移宮に入り、遷移宮の向かいにある命宮を照らす
の構図です。
万太郎の紫微斗数の命盤ってこんな感じ?と勝手に想像しました。
夫妻宮(寿恵子)から発せられたAが遷移宮に入り、遷移宮の向かいの命宮(万太郎)を照らす。
ちなみにAの象意は財、縁、楽観、聡明です。(一方、虚という象意もあります)
四化星も想像する
引き続き牧野博士と万太郎の命盤を想像しました。
牧野博士は1862年、壬戌の年の生まれ。
万太郎も1862年生まれの設定。
欽天四化紫微斗数では壬生まれの人が持っている星は
天梁A(男星) 紫微B(女星) 左輔C(男星) 武曲D(女星)
BとDは天地定位で絶対の存在。
紫微は高貴な品性、武曲は財運を表します。
紫微B 武曲Dは寿恵子を表していると思いました。
ドラマの中で寿恵子は渋谷で待合を経営。
関東大震災後、家族と標本を守るため待合を高値で売却し、練馬に広大な土地を購入。
史実も同様だった様子。
残念ながら牧野博士、万太郎とも生時が分からないのできちんとした命盤は不明ですが、
紫微斗数を基にした想像から牧野博士や万太郎の成功には、妻の存在が絶対であったことが想像できます。
紫微斗数から外れるのですが、牧野博士や万太郎の四柱推命の命式に 乙(草花) が喜神で入っていたら素敵だな…とも勝手に想像。
半年間、素敵なドラマを見て素敵なひと時を持つことができ、毎日の生活の中に小さな楽しみ、幸せを感じることができました。