小さな旅

塩釜不思議旅その4 御釜神社四口の神釜と塩釜神社の塩

前回の記事 夏至の塩釜神社で茅の輪くぐりの続きです。

昨年春、初めて御釜神社を参詣

その際、四口の神釜を見るには至らず。

次回訪れる日の楽しみとして、心に残しておきました。

今回は是非、四口の釜神を観たい願いがありました。

塩釜神社参詣を終え、表参道から本塩釜方面に向かいます。

御釜神社はひっそり、さりげなく鎮座しているので、ちょっと分かりにくいかも。

昨年参詣した時は少し探すのに時間がかかったけど、今回はすんなり到着。。

御釜神社の神様に、再度参詣できたお礼を伝えました。

来月は、藻塩焼神事があります。

いつか見てみたい。

昨年御朱印(置き書き)を頂いたのですが、どこもかしこも探しても出て来ず。

再度、御朱印をいただきに、社務所に声をかけました。

参詣者は私一人。

ああ、この状況で、四口の神釜を見せて下さいとお願いしても良いのだろうか…

と、ほんの一瞬、心の葛藤がありましたが、

このタイミングを逃したら次はいつか分からないぞ…

思い切って、勇気を振り絞り、社務所の方にお願いすると、快く対応して下さりました!

初穂料100円を納めました。

社務所の方が、錠前を開けるとそこには…

他の写真で見たのと同じ光景が、ひっそりと現れました…。

写真はNGなので、この写真は塩釜神社HPより引用させて頂きました。

本当にひっそりと佇む、波波と水を湛えた、錆色の金属製の四つの釜。

じっくり脳裏に焼き付けました。

物言わぬ不思議なものが醸し出す空気は独特です。

 

四つの釜、覆いの内部をじっくりと見せて頂きました。

そして、塩釜と言えば、

塩釜神社では、御神塩(300円)を購入。

前回参詣の時は、食用のものを購入しましたが、今回はお清め用。

袋の裏には

袋の中にはお祓いに用いる「切麻」も同封されておりますので、

「事にふれたときのお祓い」

「玄関先の盛り塩」

等としてお使い下さい

と 説明書きがあります。

ここ一番の清めの場面に使いたいと思います。

本塩釜駅構内に、新鮮なお魚や野菜を売っているお店がありました。

そこで心惹かれたもの

しおがまの藻塩 です。

プレーンの藻塩は、松島湾の海水と、アカモクが原材料とのこと。

プレーンの藻塩と、ゆずの藻塩を購入しました。

何につけて食べようか?

新じゃが?玉子?トマト?

どんな素材にも合いそう。

今回の夏至の旅、思い残すことなく終えることができました。

心地良い疲労と満足感に包まれながら、再び電車に乗って、黄昏迫る街並みや、車の流れを横目で追い越して、実家へと向かうのでした。