養生

「あんこのおまじない」をかけてあんこを作る

ドラマの重要なアイテム「あんこ」

NHK 朝ドラ

「カムカムエヴリバディ」。

安子 るい ひなた  3人のヒロインたちの、100年の物語。

3人を繋ぐアイテムとして登場するのが「あんこ」。

安子の実家「たちばな」のおはぎ。

「うちのあんこは絶品です!」

安子の無邪気な笑顔から、たちばなのあんこがどんなに美味しいかが伝わって来ます。

和菓子職人の安子のおじいちゃん、お父さんが作るあんこに

「あんこのおまじない」

を唱えながら、あんこに命を吹き込むシーンが好きでした。

あんこのおまじない

小豆の声を聴けえ

時計に頼るな

目を離すな

何ゆうしてほしいか小豆が教えてくれる

食べる人の幸せそうな顔を思い浮かべえ

おいしゅうなれ

おいしゅうなれ

おいしゅうなれ

その気持ちがあんこに乗り移る

うんとおいしゅうなってくれる

甘えあんこができあがる

(ハッ!)

クッキングプロであんこ作りデビュー

今年に入ってから電気圧力鍋「クッキングプロ」を購入しました。

赤いクッキングプロ。かっこいいです。

クッキングプロには様々なレシピが既に内蔵されています。

その中に「つぶあん」もあります。

ドラマを見ながら、自分もあんこを作ってみたい!と思いましたが、あんこは自分で作ったことが無く、作るには相当の手間暇がかかるというイメージでした。

しかし、クッキングプロのレシピに従えば加熱・加圧の時間も含め、約1時間でできあがりの模様。

本格的なあんこ作りは敷居が高いので、まずはクッキングプロの力を借りて作りました。

砂糖はちょっとだけオリジナル性を持ちたいと思い、きび砂糖を使用。

きび砂糖はカルシウムやカリウムなどのミネラルが豊富。

まずは圧力調理。

圧力調理が終わって、煮込みに移ります。

「あんこのおまじない」を唱えるタイミングはここです。

「おいしゅうなれ、おいしゅうなれ…」

カムカムのあんこ作りのシーンを思い浮かべ、きび砂糖と塩少々を投入しながら、あんこをへらでかきまぜました。

煮込みの時間は12分ですが、煮詰まり具合を見て、12分待たずに加熱終了しました。

たちばなのあんこにはとても及びませんが、甘えあんこのできあがりです。

できあがったあんこを、頂き物の手作り草餅と一緒に食べました。

よもぎの香りいっぱいの草餅と、自分で作ったあんこ。

贅沢なおやつです。

薬膳的小豆・よもぎの効能について

一口メモ

小豆、よもぎ共にぞれぞれ薬膳的効能があります。

薬膳的小豆の効能

・胃もたれ、むくみ、下痢

・皮膚の赤み、腫れ、吹き出物、にきび

に効果があると言われています。

併せて

薬膳的よもぎ(艾葉;がいよう)の効能

・冷えによる生理痛、不正出血、腹痛

に効果があると言われています。

カムカムエヴリバディ 目まぐるしい展開に釘付け

いよいよドラマも終盤。

「半年で100年を描くなんて、どういうこと?」

放送前はその展開を全く予想できませんでしたが、始まってみるとその展開に釘付け。

ヒロインそれぞれの魅力も存分に引き出され、半年で濃密に100年が描かれていました。

藤本有紀氏の脚本が秀逸。素晴らしいです。

主題歌のアルデバランのイントロだけでドラマの世界に引き込まれます。

そして、るい役で久しぶりにドラマ出演のふかっちゃん。

回転焼きを作るシーン、本当に上手だと思いました。

セリフを言いながら、慣れた手つきで生地にあんこを落とす姿は本当に回転焼きの職人。

役作りのためにどれだけ回転焼きを作る練習をしたのだろう…。

「大月」の回転焼きがおいしそうだったので、ついつい買って食べました。

中身はカスタードでもなく、白あんでもなく、もちろん「小豆のあんこ」です♪