小さな旅

夏の東国三社巡り 鹿島神宮 香取神宮 息栖神社

東国三社・東国三社巡りとは

東国三社とは

茨城県鹿嶋市の 鹿島神宮

茨城県神栖市の 息栖神社

千葉県香取市の 香取神宮

の総称です。

息栖神社に分かりやすい看板が設置してありました。

江戸時代、関東以北の人は伊勢神宮参詣後、禊の三社巡りとして この三社を参詣したと言われています。

この三社は広大かつ水量豊富な利根川水系・霞ヶ浦水系に位置します。

この一帯は水運による産業や文化の発展によって賑わっていたのだろう…遥か昔の光景を想像します。

不思議なことに、この三社の位置は、二等辺三角形で結ばれる図式になります。

まさに神様のトライアングルですね。

昨年は分割・今年はいっぺんに参詣

昨年6月夏至の頃、鹿島神宮を参詣。1~6月の半年間の穢れを落として来ました。

鹿島神宮 茅の輪くぐり 夏越の大祓昨日は夏至でした。 冬至に向かう大切なターニングポイントの夏至に「鹿島神宮」を参詣しました。 鹿島神宮の場所 ...

鹿島神宮は東京ドーム15個分の広さがあります。

鹿島神宮を隅々参詣するとさすがに時間いっぱいになり帰宅。

その後昨年10月に香取神宮、息栖神社を併せて参詣。

香取神宮と息栖神社の二社の参詣は、スケジュール的には全く余裕でした。

6月から10月にかけて東国三社巡りをしたことになりましたが、自分の頭の中でこの三社の点と線が一つにまとまるには至りませんでした。

2022年6月 憧れの東国三社巡り実行

もし、東国三社巡りをするとしたら、その時期は6月と決めていました。

一つは夏越の大祓の儀式に参加し、半年間の穢れを落とし、残り半年を健やかに過ごしたい為。

もう一つは一年でいちばん日が長いから。

日没が早いと遠出の際、暗い道中や寒い中の家路は気持ちが落ち着かなくなるので。

まずは香取神宮へ

拝殿前に茅の輪が設置されてあります。

拝殿・本殿の桧皮葺(ひわだぶき)の屋根と漆黒、色鮮やかな装飾が真夏の太陽に眩しく照らされていました。

奥宮参詣。

6月のエネルギーに満ちた光が溢れています。

奥宮にも茅の輪が設置されていました。

茅の輪の形は拝殿前と奥宮同じですが、幣束の位置などは異なります。不思議。

どんな意味があるのだろう…。

要石も参詣しました。

続いて息栖神社

香取神宮から車を走らせること約25分、息栖神社到着です。

境内の規模は鹿島神宮や香取神宮と比べてこじんまりとしていますが、空気が優しい気がします。

離れて見ると、拝殿前の茅の輪がまるでタイムトンネルのように見える…

一の鳥居は利根川に面しています。

船の姿もありました。

のどかな雰囲気です。

この利根川が三社をつないでいるのだと思うと感慨深いものがありました。

御神体は鳥居の左右に位置する井戸。

左側の女甕

右側の男甕

じっと見ていたら鯉?が三匹お出ましになりました。思わずほっこり。

最後に鹿島神宮

息栖神社から更に車を走らせること約25分。

鹿島神宮到着です。

あれ、茅の輪が無い…と思ったら

新しい茅の輪を準備中の様子でした。

貴重な場面です。

茅の輪はくぐらなかったものの、人形を納めてきました。

せっかくの鹿島神宮。短い時間だったけど、境内を散策してきました。

今年は拝殿が改修中でした。

昨年改修中だった奥宮。今年はその御姿をありがたく拝むことができました。

東国三社巡りの記念品など

東国三社守

最初に参詣する神社で土台を入手し、以降参詣する神社で紋のシールを購入。

三社の紋を一同に集めて最強のお守りが完成します。

まるで、「ドラゴンボール」の悟空がドラゴンボールを揃えて神龍に願いを叶えてもらうかの如くです。

茅の輪守

鹿島神宮でいただきました。この時期ならではのお守りです。

鹿島神宮のステッカー

東国三社を巡った鹿島神宮でいただいた記念品です。

御朱印を香取神宮、息栖神社でいただきました。

その後御朱印を鹿島神宮でいただく際に授与所で前二社のものを確認していただき、ありがたく頂戴しました。

補足 息栖神社の記念品

ちなみにこれは昨年の三社巡りの際、最後に参詣した息栖神社でいただいた記念品のお守りです。

黄金色に眩しく輝いています。

さいごに

僅かな時間でしたが、憧れだった東国三社巡りの旅は無事終了。

灼熱の太陽の下、神様のトライアングルをしっかりと体感することができました。

灼熱の太陽の下の参詣は、高温の下参詣に夢中になるあまり、水分摂取が不足する恐れがあります。

飲み物を携帯する等して、しっかりと水分摂取、熱中症に注意して参詣を楽しみましょう。

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